今回の改正

今回の東名バスダイヤ改正についてちょっとまとめてみる。


前々からわかっていたことだが、超特急は利用者があまりいなかった(繁忙期除く)。そこで、こちらもあまり利用者がいなかった静岡ー名古屋間の急行と合わせることで、東名間の便数を維持しながら急行便の役割ももできるようにした。
また、静岡以西から東京への直通便となるので、多くの停留所(というか東名間の全停留所)から東京へ乗り換え無しでいけるようになった。乗り換え無しのメリットは大きいだろう。特急便は東名間急行と違い通過運転する区間もあるので、速達性も以前に比べ向上するだろう。


東京ー静岡間の急行は現在のダイヤで日中2時間おきに運行されている。これが約90分おきとなる。東京ー静岡間の各停留所は1人2人ずつの利用が結構多い、苦情もあったと思う。現在特急便と交互に運行れているこの急行便だが、特急便が名古屋行きに統一され消滅することで、ダイヤにも余裕ができる。そこで若干間隔を詰めることになったというところだろうか。


区間便の廃止は仕方ない。すべての便に乗ったわけでは無いが、ガラガラなことが多かった。私の地元御殿場駅は今回の改正で発着するバスが無くなり、バス停廃止となるらしい。小田急に押されてたし仕方ないか。


戻るところに戻ったという気がするダイヤ。11年2月改正の時刻表が手元にあるが、これによく似ている。東名間をだらだら走る急行も、超特急中心のダイヤも結局不評だった。そういうことだろうか。