はかた号で帰京

博多に着いて、交通センターから100円循環バスで天神へ行く。バスセンターではかた号の乗車券を受け取ってからソラリアをうろうろ。
18時半前にバスセンターに戻り、バス弁ほか食料を調達してバスを待つ。

発車10分前にバスが入ってきて、乗車改札開始。車両は博多営業所3801号車、西工SD-Ⅱ。
定刻で天神を発ち、交通センターへ向かう。交通センターの入口はやっぱり狭く、器用に上がるのはすばらしいと思う。JRなんかDD車だし。
交通センターから4名が乗り込んで、乗車は全14名。平日とはいえいい乗車率。若干遅れて交通センターを出る。その後マイクによる案内があり、案内終了後交代運転手が車内を回る。前回(2004年頃)も思ったが、乗務員と乗客の距離が近いと感じる。
このあと都市高速に上がり、そのまま九州道関門橋と進む。この辺りで天神で買ったバス弁に手をつける。

弁当の内容は正直バス旅向きではない。味が濃かったり、辛かったり、においがきつかったり…、そこら辺配慮されてるとよかったんだが。バス車内なのでただでさえのどが渇くし、においも気になる。もう少し薄味でヘルシーな方がいいと思う。
その後関門橋通過は20:20分頃、下松サービスエリアに21:45頃到着する、ここで15分の休憩。

下松発車時にカーテンが引かれる、通路のカーテンも引かれるのでほぼ個室。周りをあまり気にしなくていいのは非常にいい。

しばらくして眠りにつく。翌朝起きたのは伊那谷に入ってから。諏訪湖到着前に軽食が振る舞われる、

例のごとく紙パックのお茶とパネトーネ。その直後6:45に諏訪湖サービスエリアに着き、ここで15分の休憩。ここで白樺高原牛乳と適当にパンを仕入れる。

出発直後に給油をして本線に戻る。その後都内まで順調な走行、しかし、高井戸から首都高に入ってから流れが滞る。初台から一般道に下りるころには9:25分を過ぎていた。そんなこんなで新宿西口には15分遅れの9:40着。バスターミナル1番で降車となりました。

帰ってから調べると、はかた号は1990年の開業らしい。なんだかんだで17年、もうすぐ20年である。途中京王の撤退やスカイマークの登場など色々あったが、どうにかここまで運行を続けてきた西鉄に敬意を表したい。バスは23人乗りから28人乗りに変わり、サロン室もなくなったが、西鉄はかた号に対する意気込みは変わっていないと思う。(当時なんか知る由もないが)今後もがんばって運行を続けて欲しいと思う。

「今度こそ下り便に乗る」と思いつつ車内で色々考えていたが、往復はかた号SUNQパス利用で九州内高速バスに乗るとすると、4泊5日かかる。

そんなに家空けられないよ…。